引継式・指定校選定会議・スタートアップ委員会 開催報告


実施日 2025年6月15日

2620地区 米山記念奨学委員会
引継式・指定校選定会議、スタートアップ委員会 開催報告

2025年6月15日、静岡県長泉町の米山梅吉記念館において、2620地区米山記念奨学委員会の「次年度委員会への引継式」並びに「米山奨学生指定校選定会議」が開催されました。

引継式・指定校選定会議では、新年度の地区委員も出席する中で、はじめに小泉久司ガバナーから国際ロータリー(RI)会長エレクトの辞任と次期会長の選定について報告があり、小泉ガバナーとしては本委員会への出席が最後となることから、米山記念奨学制度へのさらなるご理解とご支援の呼び掛けをいただきました。
稲葉雅之ガバナーエレクトからは、次期RI会長にイタリアのマリオ氏が就任することとなったが、変わらず地区並びにクラブの活動に取り組んでいこうとの力強い挨拶をいただき、若林ガバナーノミニーからは、米山記念奨学制度や寄付への意識の地域差に触れながら、制度の理解促進を継続していく意向が表明されました。

引継式では、三浦顕承委員長から、1年間の活動報告と収支報告が行われ、海外在住の応募学生があったものの当地区では残念ながら面接・受入体制が整わなかったこと、財務状況として収支は例年並みであることなど、地区事業の流れとポイントについて説明がありました。

指定校選定・受入体制については、飯島崇宏副委員長から、2026学年度の新規採用は22名(継続5名含め、計27名)の見込みであることが説明され、指定校は昨年の14校から13校とすることなどが確認されました。
また、受け入れクラブについて、現年度は山梨側にやや偏っていたことから静岡側クラブの受入強化を図る方針とともに、学校訪問は7月15日までに行うことを目標としたい旨が示されました。

そのほか、全国的な状況も考慮する中で、2年の奨学期間での受入の可否について意見交換も行う中で、基本的には単年制を基本に、優秀学生にはクラブ支援での継続も検討する方向で考えたいと集約しました。

指定校選定以外の質疑や意見では、奨学生の例会出席頻度について、「月1回マスト・可能な限り毎週」を基本とする、交流や学びの機会として重視する、委員間で学生の視点に立った対応や、大学空白地域・遠隔地のクラブ支援、zoom活用など、さまざまな議論が活発に行われ、クラブ卓話の機会拡大や、他クラブとの交流(サブクラブ制度)の導入なども他地区の好事例として紹介されました。

7月からの新任の地区委員3名からの自己紹介も行われ、最後に稲葉ガバナーエレクトから、選考が奨学事業の核心であり、学生の利益を第一に考えた柔軟な対応を委員会に期待するとの総評をいただきました。

地区米山記念奨学委員会のこの6月の会議は、当年度と次年度の委員会をつなぐ重要な機会であり、2026学年度に向けた奨学生の選定・受入体制整備、クラブとの連携強化、選考方針の明確化、奨学生との関係性のあり方などが多角的に検討されました。

これをふまえて終了後に行われた飯島崇宏次期委員長年度のスタートアップ委員会では、2025-26年度の委員会活動方針や事業計画について協議され、7月27日に実施する米山記念奨学セミナーの詳細について確認し、早急に準備を進めていくこととしました。

三浦委員長年度の最後の委員会となりましたが、米山記念奨学制度を支えるロータリアンの皆様、関係者の皆様にあらためて感謝し、今後も引き続きご理解とご協力をお願い申し上げ、委員会報告といたします。

(米山記念奨学委員 志村直毅)

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