ハイライトよねやま 283号

(公財)ロータリー米山記念奨学会ニュース

★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 283号 ★  2023年10月13日発行


::今月のトピックス::


・日本語スピーチコンテストに現役奨学生が入賞
・取引先で偶然学友と出会ったロータリー会員
・寄付金速報 ― 大口寄付に感謝 ―
・21年ぶりの来日で語った夢
海外米山学友会総会情報
10/27 ウクライナ出身米山学友による講演のご案内

《今月のピックアップ記事》


21年ぶりの来日で語った夢
ウガンダで活躍する米山学友、スチュアート・マクブヤ・センパラさん
(2001-02/鹿沼RC)が来日し、9月21日に千葉県館山市で
行われた「安房地域のウガンダ支援交流30周年記念式典
(主催:NPO法人安房文化遺産フォーラム)」に出席しました。

式典では、センパラさんが代表を務める「NGOウガンダ意識向上協会(CUFI)」
のこれまでの活動を報告したほか、支援者である安房地域の人々と
感動の再会を果たしました。

長期的な内戦により貧しい子どもや親のいない子どもが多いウガンダ。
CUFIでは、こうした子どもやお年寄りに食べ物を支給し、教育支援や
有機農業の指導などを行っています。

安房地域との支援交流のきっかけは、センパラさんが初来日した94年、
当時学んでいたアジア学院(栃木県)の研修の一環として、館山市にある
女性保護施設を訪問したことに始まります。ここでの出会いをきっかけに、
同市の高校生がウガンダ支援活動を開始。現在、その支援の輪は、
安房文化遺産フォーラムを中心に、安房地域の市民へと広がっています。

日本滞在中は、出身校であるアジア学院の50周年記念式典に出席したり、
館山RCで卓話をするなど充実した日々を過ごしたセンパラさん。
「皆さまのおかげで21年ぶりに来日し、活動を直接報告することができた。
コロナ禍でウガンダの経済状況はますます悪化しているが、皆が食料に困ることなく、
自立して暮らせる農場を作ることが私の夢」と語りました。


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